「首都圏の皆さんも自宅で過ごして」 長野・佐久市長「コロナ疎開」に苦言ツイート

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「迷ったんです。しかし、言うべきだ」

   柳田市長の呼びかけツイートは、1万件ほども「いいね」が寄せられるほどの反響となっている。

   賛同の声は多く、「柳田市長よくぞ言ってくれました!」「なぜ今軽井沢なんだ!コロナ持ち込むなよ」「地方の医療は簡単に崩壊してしまう」「小池さんはその辺りを注意喚起すべき」などと書き込まれている。

   一方、「首都圏に住んでる人をバイ菌扱いしてるみたい」「あなたの市は首都圏からの観光客やビジネスを呼び込まないでください」といった反発も一部であった。

   柳田市長のツイッターに対しても、結果として地域間の対立を煽ってしまったのではとの声が寄せられ、柳田市長はこう漏らした。

「迷ったんです。しかし、言うべきだし、何よりこういった行動には、大きな問題があります。批判されても言うべきと判断しました」

   長野県の保健・疾病対策課では3月30日、J-CASTニュースの取材にこう答えた。

「別荘で静養するなど、必要な部分は仕方ないでしょう。しかし、今やらなくていい不要不急の移動は、感染症のリスクを減らすため、避けていただきたいと思っています。この週末、東京在住の20代男性の感染者が長野に帰省して、熱があるのに動き回って別の友人にも移したケースがありました。そのような場合は、自宅待機を徹底してほしいと記者会見などで話しています」

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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