「見てもらったほうが早いんですけど...」
ヒントは立石氏が20年3月に立ち上げたYouTubeチャンネルの動画で明かされている。18日の投稿では「現役だったら泳ぎ方の解説をしたいけど、そんなにもう泳いだりしない」と水泳からは距離を置いているとし、「引退してすごい勢いでデブった」と体重が8キロ増加したことも暴露。今後、動画では選手時代の筋力トレーニング法を届けたり、視聴者の意見を募ったりしたいとしている。加えて「あとは、やせようと思います」と笑い、現役時の肉体を取り戻す意欲を見せた。
22日の動画では、実際に筋トレ方法を伝授した。冒頭ではその理由として「水泳を引退してから4月で丸々3年が経つんですけど、...見てもらったほうが早いんですけど、まあこうなんですね」として、上着の裾をめくって「肥えた」お腹をパチン。「ご立派!」のテロップをつけていた。
29日の「Going!」では、五輪1年延期の影響で「ピークづくりが難しい。五輪を狙う競泳選手は4年スパンで考えてる」と解説。4年間のモデルケースを「リオ五輪が終わってちょっと休む。(コンディションが)落ちます。(翌年の)世界選手権に向けて頑張る。そのあと一気に落として、持久力練習やトレーニングを積む。3年目の世界選手権で前哨戦をし、世界の動きを確認しながら、五輪でどこまでタイムを持っていけばいいかと考える」と紹介し、「(延期によって)ここでもう1年かけて(コンディションを)上げられるかというと、そんなに簡単じゃない」と選手の負担について語っている。