ぺこ、志村けんさん死去で「収録自粛」提言 テレビ界、国内外で在宅勤務の動きも

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   ザ・ドリフターズのメンバーでお笑いタレントの志村けんさんが2020年3月29日新型コロナウイルスによる肺炎のために亡くなった。

   訃報を受けてタレントのぺこ(オクヒラ テツコ)さんは追悼メッセージを送り、感染拡大を防ぐためテレビ収録を自粛するよう訴えた。

  • ぺこさん。テレビ界にも「怖いと思う条件がたくさんあります」
    ぺこさん。テレビ界にも「怖いと思う条件がたくさんあります」
  • ぺこさん。テレビ界にも「怖いと思う条件がたくさんあります」

テレ東は社員8割を在宅勤務に

   「天才!志村どうぶつ園」(日本テレビ)で志村さんと共演していたぺこさんは、30日ツイッターを更新し「志村けんさんのご逝去を知り、ただただ信じらないでいます。『志村どうぶつ園』ではたくさんの素晴らしい経験をさせていただき、番組でご一緒させていただいたこと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。悲しくてたまりません。安らかなご永眠をお祈りいたします」と追悼メッセージを送った。

   さらに「わたしが言っていい立場か正直わからないけど、言わせてください」と前置きし、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため「テレビなどもはやく収録とかやめてほしい、やめたほうがいいと心から思っています」と意見した。

   また「ニュースを伝える大切なお仕事ではありますが、アメリカではゲストはなしで家から中継したりとか、ほんとうに最少にしていると聞きました。必然的に人と近い距離で話す、当たり前に数十人が同じ空間にいるなど。怖いと思う条件がたくさんあります」と語っている。

   テレビ収録や雑誌撮影などで不特定多数の人間と関わることが多いぺこさん。投稿にはファンからは「本当にそのとおりだと思います。誰もマスクしてないし、大声で笑ったり接触してるし」「わたしもそう思う。芸能人だって人間だし、自分の命守る権利あるもんね」と共感の声が寄せられている。

   実際、海外ではテレビ界でも「テレワーク」の流れが起きている。たとえば、ロシア国営放送では、キャスターが現地時間26日から、自宅でニュースを読み上げ始めた。在宅勤務を推奨する政府のPRも兼ねてのものだ。また米NBCでも、人気ニュース番組「トゥデイ」のキャスターが、iPadなどを使った中継を試行した。

   日本でも、テレビ東京が27日の放送を、全社員の8割を在宅勤務として行う、との意向を示して話題を呼んだ。

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