タレントの志村けんさん(本名:志村康徳)が2020年3月29日に亡くなったと、30日に報じられた。70歳だった。
ツイッター上では、志村さんゆかりの芸能人から悲しみの声が寄せられている。
同郷ユージは「地元を有名にしてくれた大スター」
志村さんがMC(園長)を務めるバラエティー番組「天才!志村どうぶつ園」(日本テレビ系)に出演していた歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさんは、
「志村園長、、、、、嘘だ、、、」
と驚きを隠せない様子だった。
また同番組に出演経験のあるタレントのりゅうちぇるさんは、
「いつも収録のたびに、温かい眼差しで、僕たちを見守り応援してくださりました。もう会えないと思うと、寂しくてたまらないです。志村動物園でご一緒したあの日々は、僕たちにとって大切な宝物です」
と思い出を振り返った。
「志村けんのバカ殿様」(フジテレビ系)で共演していた歌手の梅沢富美男さんは、
「志村さんのバカ殿様にナオコ姫と僕の隣国の殿。あのバカ殿様は僕の長年の夢でした。 今度はもっとコントを沢山やりましょうね、って言って下さった志村さん。かなわない夢になってしまいました。ご冥福をお祈りします。でも、出来ることなら『だいじょぶだぁ』って言って帰ってきてほしい」
と思いを語った。
志村さんと同じ東京都東村山市出身のタレント・ユージさんは、
「地元東村山の大先輩であり大スターの志村さん。我が家の犬のクロイは志村さんの番組に出演した際に出会って家族になりました。クロイ大きくなりましたよ。沢山笑わせてもらい、地元を有名にしてくれた大スター。先輩、お疲れ様でした」
と同郷の先輩を悼んだ。
綾小路翔「師匠の死を無駄にしてはならない」
「お笑い第七世代」と言われる若手お笑い芸人も反応した。
霜降り明星のせいやさんは「志村けんさん本当に笑いを夢をありがとうございました。僕も頑張ります」、宮下草薙の宮下兼史鷹(けんしょう)さんは「僕はバカ殿をみてバカ殿になりたくて芸人を目指しました」とお笑い界の「大先輩」に思いを寄せた。
志村さんの死を機に、新型コロナウイルス対策に気を引き締めようという声もあった。
現在80歳のデヴィ・スカルノさん(デヴィ夫人)は「ショックと悲しみで胸がつぶされそう。"大丈夫だ~"と言って元気に復帰して下さることを期待していたのに」と思いを口にした一方で、
「コロナウィルスの恐ろしさ。皆、他人事と思わず自覚すべき」
と危機感を募らせた。
またロックバンド「気志團」のボーカル・綾小路翔さんは、
「自分の意識がまだまだ低かった事を思い知らせてくれたのが、志村けんさんになるとは...。師匠の死を無駄にしてはならない」
と語った。