行革担当相時代に「IT分野の文書における『カタカナ語』の見直し」
こうしたカタカナ用語は、政府の専門家会議が19日に公表した分析・提言の文書にも登場するほか、政府対策本部、小池百合子東京都知事も使用するなどし、見かける機会が増えている。カタカナとあわせて日本語での意味を併記する場合が多い。
答弁にもあるように、河野氏は15~16年に行政改革担当大臣を務めた際も、頻繁に用いられるカタカナ用語の是正に取り組んだ。退任に際して更新した16年8月6日のブログでは、後任の大臣に託した「引継書」を公開。その項目の1つに「IT分野の文書における『カタカナ語』の見直し」をあげている。
なお河野氏自身は英語でスピーチをこなしたり、外相時代も通訳なしで海外の外相らと英語で会談したりするなど、英語が堪能なことで知られる。