東京都医師会長「警告の真意」と「首都の現状」 FB投稿が反響、尾崎治夫氏に聞く

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「アクティブシニア」原因説は本当か?

「若くて元気な方、もう飽きちゃった。どこでも行っちゃうぞ...。もう少し我慢して下さい。これから少なくとも3週間、生きていることだけでも幸せと思い、欧米みたいになったら大変だと思い、密集、密閉、密接のところには絶対行かない様、約束して下さい お願いします。私たちも、患者さんを救うために頑張ります」

   尾崎会長のこのフェイスブック投稿は、3万件以上もシェアされるほど大きな反響を集め、ユーザーからの書き込みも相次いでいる。

   「そうなんです。危機感がないのが何より問題」「今はウロウロせず、様子見しましょう!」「専門家の方々の正確で迅速な発進を強く歓迎します」「これは全国民に知らせたいです」といった声だ。

   現在の都内の状況について、尾崎会長は、取材にこう話した。

「この3連休に浅草などに行きますと、確かに外国人の方は少なかったですが、日本の若い人でいっぱいでした。格闘技のK1でも、埼玉に6500人が集まったと聞きますし、かなり緩んできたと思いましたね。ここで引き締めないと、急激に増えていくでしょう」

   尾崎会長によると、国の専門家会議が出した感染予測に比較的沿っており、4月の第1、2週には、1日で数百人に達する可能性も否定できないという。いわゆるオーバーシュートが起きる恐れがあるわけだ。

「居酒屋の従業員や客が、風邪で一般外来にかかり、PCR検査で陽性が出るケースが出ています。飲み屋やクラブがクラスター感染の元になっている、という情報も入ってきていますよ」

   アクティブシニアと呼ばれる高齢者による自覚のない行動が感染を広げているのでは、との声もネットで上がっているが、尾崎会長は、こう言う。

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