闘病中の笠井信輔アナウンサーが2020年3月27日、自身のインスタグラムを更新した。投稿では新型コロナウイルスによる活動自粛に触れ、ハッシュタグ「#うちで過ごそう」のシェアと売り上げが落ちた店舗への公的支援を呼び掛けている。
「いてもたってもいられなくなりました」
悪性リンパ腫のため入院中の笠井アナは「現在、無菌室から出られない身」として、コロナウイルスの感染拡大に「いてもたってもいられなくなりました」と心境を語り、1枚の写真を公開した。写真には「#うちで過ごそう」「お店には公的支援を!」と書かれた画用紙を持った笠井アナが映っている。
笠井アナは続けて「アメリカではツイッターで#StayHomeFor(○○のために家にいます)という運動が始まっています。俳優のケヴィン・ベーコン、ナタリー・ポートマン、エマ・ワトソンなどが参加しているそうです」「日本でもこうしたことを発信してもいいのかなと思って、思い切ってやってみました」と写真について説明した。
また「私はツイッターをやっていないので皆さんで、この映像を#うちで過ごそうで拡散していただけませんでしょうか?」と画像のシェアを呼び掛けた。
投稿の最後には「もちろん、売り上げが減っている店舗、劇場、イベントなどへの公的支援も、合わせて急がなければいけません」「病院の無菌室で守られているからこそ、何かしなければと思ってしまうんです」とつづっている。
3万以上のいいねが付いたこの投稿には、「○○だから家に居る!良いですね」「もちろんシェアしますとも」と賛同の声が寄せられている。また「笠井さん、お身体が大変なのに周りの事へも配慮くださり尊敬します」「ご自身が大変な時に『発信』ありがとうございます」などのコメントも集まっている。