「だったら魚が買える商品券も」
ただ、いずれにせよ経済的な打撃を受けているのは和牛・国産牛業界だけではない、として、ツイッターには、
「『だったら魚が買える商品券も』(略)『家賃が払える商品券が欲しい』...となっていく」
と指摘し、現金給付が望ましいとする内容のものもあった。
「和牛商品券」の話題は、26日放送のテレビ情報番組でも取り上げられた。「ひるおび!」(TBS系)に出演したコメンテーターの作家、室井佑月さんは、特定業界の救済案であることから、
「和牛商品券とか言い出して、ここまで来てまだ利権の匂いがプンプンする。こういうの本当にやめてもらいたいと思います」
と反対姿勢を示した。他の出演者らも「まず生活(に直結する)支援を」といった趣旨の発言を続けていた。
なお、先述の「違い」については、「和牛」は日本在来種をもとに改良された特定4品種(及び「和牛間交雑種」)で、さらに日本で生まれ日本で育てられた牛のことをいう。「国産牛(肉)」は、育てられた期間が最も長い国が日本(期間が同じ場合は最後の飼養地が日本)の牛(の肉)のことで、品種も様々だ。