「おかあさんといっしょ」体操に子供の姿なし コロナ影響?「はるスペ」だから?NHKに聞いた

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   NHK・Eテレの子供番組「おかあさんといっしょ」は、ラストの体操で観客の子供たちが加わって盛り上がるのがお馴染みのシーンだ。

   それが、ラストに子供たちの参加がなくなったと、ツイッターなどで話題になっている。新型コロナウイルスの影響もあるのではとの声もあるが、どうなのだろうか。NHKに聞いた。

  • おかあさんといっしょの公式サイト
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「これは寂しい」「なんかショック」

   「体操いくよ~!」。体操のお兄さんがこうかけ声を上げ、番組のラストが始まった。

   ところが、2020年3月23日の放送では、参加したのは、体操のお姉さんら番組側のメンバーだけで、最初しばらくは、広いステージの真ん中に小さくお兄さん、お姉さんが映っていた。

   ツイッターでは、その画像とともに、おかあさんといっしょが無観客になったとの投稿があり、2万件以上もリツイートされるほどの反響を集めた。

   その様子に驚く声が上がるとともに、理由についての憶測も次々に書き込まれている。

「これは寂しい」「シュールだ」「コロナの影響を感じてしまう。。」「なんかショック」...

   一方で、この日から3日間の「はるスペシャル」が始まり、前年までも同じような演出だったとして、「なにもおかしくない」「通常営業だろう」との指摘も出ていた。

   とはいえ、ツイッターでは、新型コロナウイルスの感染防止のため4月1日まで子供たちを入れての収録を控えるというはがきがNHKから来たと、参加予定だという人がその文面の写真を投稿していた。それによると、収録日は5月中旬~6月上旬に振り替えるとしている。

   感染拡大の影響は、どこまで番組に及んでいるのだろうか。

はるスペは「例年通りの形」も「4月12日まで、無観客での収録、もしくは中止、延期」

   はるスペシャルでの体操シーンについて、NHKの広報部は3月25日、J-CASTニュースの取材にこう説明した。

「『はるスペシャル』は例年こうした形で放送しております」

   つまり、新型コロナの影響とは無関係だということだ。

   ただ、はるスペシャル以降の放送では、新型コロナの影響が出ることを明らかにした。

「NHKでは、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けて、公開番組については、4月12日まで、無観客での収録、もしくは中止、延期としています。『おかあさんといっしょ』のスタジオ収録も4月12日まで同様の措置をとります」

   また、参加予定者に前出のようなはがきを出したかなどについては、こうコメントした。

「ネット上のやりとりについてコメントはすることはありませんが、NHKでは、参加いただく予定だった皆さま一人ひとりに、メール、ハガキ、電話等を通じて連絡し、丁寧に事情を説明することでご理解いただいています」

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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