女優の栗山千明さん(35)が2020年3月23日、所属先の事務所を退所したことを発表したことがネット上で話題になっている。
各メディアの報道によると、栗山さんは3月10日に事務所をすでに退所しており、今後は個人事務所を設立した上で芸能活動を継続するという。また、同日にはツイッターアカウントが開設され、そこで栗山さんが「円満に退社し独立する運びとなりました」と明かしている。
「公式サイトが1月から更新なしだったから変だと思ってたんだが」
1999年公開の映画「死国」や2003年公開の映画「キル・ビル」などへの出演で知られる栗山さんは、5歳の時から芸能活動を続けており、そのキャリアは長い。ツイッターでも、「幼く何も分からない私を30年に渡りご指導いただきました事務所関係者様には感謝しかありません」とも記しており、今回の事務所退所が栗山さんにとって人生の大きな節目であることは間違いないようだ。
このため、事務所退所の発表を聞いた栗山さんのファンからはツイッター上を中心に驚きの声が続々。あるアカウントは、「栗山千明様が独立かぁ。公式サイトが1月から更新なしだったから変だと思ってたんだがまさか事務所退所とは...」と驚きを隠せない様子だ。
ただ、その一方で、「お疲れ様でした。YouTuberデビューお待ちしております」と、栗山さんにYouTuberデビューを期待する声も上がっている。
栗山さんはYouTuberに向いている!?
というのも、栗山さんは自他ともに認める「ガチオタ」で、ファンの間でもその都度話題になることで有名。そのオタクぶりが知られ始めたのは、2007年放送の「スタジオパークからこんにちは」(NHK総合)に出演した際、自らの趣味のトークの際に、「新世紀エヴァンゲリオン」の「綾波レイ」のフィギュアを手に同作への愛を語ったことがきっかけだ。その後も栗山さんはテレビのトーク番組出演の際などに、「漫画」「アニメ」「ゲーム」といったオタク文化に傾倒していることを明かしてきたため、これらのジャンルのファンから喝采を浴びるなどしている。
そう考えると、事務所を退所して新たなキャリアを踏み出そうとしている栗山さんに対して、本人の趣味嗜好を生かしやすいYouTuber待望論が上がるのもむべなるかな。また、栗山さんとしてもYouTuberという新たなキャリアは、本人のキャラクターを発揮しつつ、新しいファンを獲得するきっかけになるかもしれない。
さらに、昨今は女優の川口春奈さん(25)や本田翼さん(27)のように、女優業とYouTuberとしての活動を並行して行う芸能人が増えており、特に本田さんはゲーム実況などで人気を呼んでいる。その潮流に乗るという意味でも、栗山さんにとってYouTuberデビューは十分に検討に値する選択肢ではないだろうか。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)