ランサーズの「ステマ」憶測は...?
そのほか、広告だと隠して宣伝する「ステルスマーケティング」(ステマ)を行い、話題は作られたものだった――とのうわさも拡散している。
根拠として、(1)クラウドソーシングサイト「ランサーズ」で、きくちさんに関する記事作成の募集があった(2)ツイッターで「100日後に死ぬワニ最後どうなるんだろ!?気になる」などと同一の宣伝投稿をするアカウントが大量にある――が挙げられている。
しかし、ランサーズの募集主は取材に「こういうニュースになっていて驚いております」と戸惑い、「作者様及び関係者様とは一切関わりはない状況でございます」と答える。自身が運営するトレンドブログ(話題のニュースをまとめたサイト)への掲載が目的だったという。
また、疑惑となったツイッターアカウントも無関係の可能性が高い。大半のアカウントのプロフィールには、LINEアカウントのリンクが張ってあり、友達登録を促している。実際に登録すると「毎日5万円が口座に貯まります」などと、いわゆる情報商材の購入を勧められた。話題に絡めたツイートを"えさ"に、もうけを得る狙いがあったとみられる。