「氷河期世代」「ゆとり世代」...
他にも、様々な使われ方があるが、主な例をまとめると次のような傾向が伺える。
(以下の記載は、主な想定年代、理由、過去の類似表現の順。改行してツイート例)
(1)新卒・入社組。コロナ騒動で内定取り消しにあったり、入社式や研修がなくなったりして社会人としての出発時点に不利な状況を経験。「氷河期世代」風イメージ。
「(略)新入社員は研修とかどうすんのかな。(略)社会人としての基礎を学ばずに育った末に、いずれこの世代がコロナ世代なんて呼ばれて...(略)」
(2)学校で勉強する小中高校生(授業が休みになっている大学生を含む場合も)。一斉休校措置で授業数が減ったこと(及び休校長期化の可能性も視野に)で学力への影響を心配。「ゆとり世代」風イメージ。ただし、政府は春休み明け以降については、全国一斉休校要請の延長はしない(地域ごとの対応を求める)方針を示している(24日現在)。
「(略)休校期間延長になったら勉強が追いつかなくなる。私たち学生が大人になって社会に出た将来、『これだからコロナ世代は...』とか言われたら嫌だな」
(3)これから生まれてくる赤ちゃんたち。外出自粛ムードや相次ぐイベントの中止を受け、今後赤ちゃんの出生数が増えるのではないか、と予想。「ベビーブーム世代」風イメージ(日本の第1次ベビーブーム世代は「団塊の世代」=1947~49年生まれ=とも呼ばれる)。
「コロナで外出控える結果、カップル、夫婦は(略)ので出生率あがったりするかな。コロナ世代とか、コロナベイビーとか言われたらかわいそうやなぁ」
以上のようなツイッター使用例は、一部は1月末頃から見受けられ、2月、3月と広がっている模様だ。