2020年3月20日に発売されたNintendo Switchのゲーム「あつまれ どうぶつの森」が大きな反響を呼んでいる中、フリーアナウンサーの柴田将平さんが本作の実況動画を自身のツイッターで公開した。
ほのぼのしたゲームの雰囲気から一変、スポーツ実況のような語り口が「面白い」と好評を博している。
「莫大な借金を抱えた一人の男による人生をかけた...」
eスポーツキャスターとして活躍している柴田アナが「アナウンサーが本気で実況つけたら 『どうぶつの森』もeスポーツになった件」と投稿したのは、ゲーム画面に合わせて自身が真面目な実況を行うというユーモアあふれる動画。
本作はプレイヤーが無人島に移住するため、家を建てる費用などを「たぬきち」というたぬきのキャラクターが提供するローンで賄う描写があるのだが、その設定を柴田さんは「莫大な借金を抱えた一人の男による人生をかけた戦いが今まさに幕を開けようとしています」と表現。
また、「無人島移住を勧めたたぬきちによって背負うことになった十字架。借金の額は現在9万8000ベル(ゲーム内の通貨)この多額の借金を日が暮れる前に返済することが出来るのでしょうか」と、まるで深刻な事件のように実況している。
「今日も一日、無人島ののどかな生活が始まりましたぁー!」
柴田アナの投稿が話題になると、続いて元テレビ朝日アナウンサーの平岩康佑さんも「毎年実況してたプロ野球もJリーグも開幕しないので、どうぶつの森を実況してる」と自身のツイッターに動画を投稿。
こちらは「勢いよく20年ローンのマイホームから飛び出してきました!また無人島に新しい朝が訪れました。赤い菊の咲き乱れる庭から抜けて、まずは朝の日課の散歩から。そして今日は何をしようかな?色々持ち換えて...手に持ったのは...斧だ!手に斧を持っている!」と、さらに熱いテンションで、プレイヤーの行動を随一説明するスタイルだ。
締めには「今日も一日、無人島ののどかな生活が始まりましたぁー!」と「のどかな生活」とは程遠い熱い雄叫びを放っている。
これらの斬新な実況動画は現在ツイッターで大きな話題となっており、どちらの投稿にも「面白い。他バージョンも見たい」「熱い実況で笑ってしまったw」「シリーズ化してほしい!」など、好評の声が殺到している。中には「あつ森(あつまれどうぶつの森の略称)を誰が1番熱く実況できるかを決めるeスポーツをして欲しい」と、新たな競技を提案するファンも見受けられた。
アナウンサーが本気で実況つけたら
— 柴田将平(アナウンサー) (@shibata_shohei) March 23, 2020
「どうぶつの森」もeスポーツになった件。#あつまれどうぶつの森#地獄のスズキ pic.twitter.com/FRqkgabur8
毎年実況してたプロ野球もJリーグも開幕しないので、どうぶつの森を実況してる#あつまれどうぶつの森 #あつ森 #ゲーム実況 pic.twitter.com/GRnacBjIRs
— 元朝日放送アナウンサー平岩康佑 (@kouhiraiwa777) March 23, 2020