「歌詞タイム」突然のサービス終了 一覧機能で人気も...「残念すぎる」

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   歌詞検索サイト「歌詞タイム」が2020年3月23日までにサービスを終了した。24日現在、サイトにアクセスすると「誠に勝手ながら歌詞タイムは閉鎖いたしました。今までご利用ありがとうございました」という簡素なテキストが表示されるのみとなっている。

   閉鎖の詳しい理由は明かされていない。突然の終了に、ツイッター上では「歌詞タイム閉鎖しててびっくりした」などと驚く声があがっている。

  • 突然の閉鎖に驚きの声も(画像はイメージです)
    突然の閉鎖に驚きの声も(画像はイメージです)
  • 「歌詞タイム」15年4月のキャッシュ
    「歌詞タイム」15年4月のキャッシュ
  • 20年3月24日現在の「歌詞タイム」は簡素なメッセージが表示されるのみとなっている
    20年3月24日現在の「歌詞タイム」は簡素なメッセージが表示されるのみとなっている
  • 突然の閉鎖に驚きの声も(画像はイメージです)
  • 「歌詞タイム」15年4月のキャッシュ
  • 20年3月24日現在の「歌詞タイム」は簡素なメッセージが表示されるのみとなっている

編曲家別でも一覧表示

   閉鎖前のサイトに記載されていた情報によると、歌詞タイムは07年1月に開設。通常の歌詞検索だけでなく、ドラマ・映画、アニメ、ゲーム作品別の索引が用意されているほか、歌手、作詞者、作曲者、さらに編曲者別でも楽曲を一覧表示できることが大きな特徴だった。そのため単純に歌詞を閲覧するためだけでなく、作編曲家がどの楽曲に携わってきたかを調べるために活用していたユーザーも少なくない。

   ただ、近年は更新が停滞。17年7月にはトップページに「重要なお知らせ 諸事情により新曲の更新を停止します」との告知が載った。15年2月には「少し思うところがあるので発売日直後の曲はほとんど掲載しないようにします。(タイミングがいいと掲載される場合もあります) なお、1ヶ月から3ヶ月たったら掲載すると思います。新曲を楽しみにしていた利用者の方にはごめんなさい」と知らせていた。

   ウェブ上に残る15年4月時点のアーカイブ情報によると、歌詞タイムは日本音楽著作権協会(JASRAC)、イーライセンス、ジャパン・ライツ・クリアランス(JRC)の著作権管理3団体(イーライセンスとJRCは16年に合併し、現在はNexTone)から利用許諾を得ており、それぞれの許諾番号を明記している。

   閉鎖の正確な時刻は不明だが、20年3月23日の昼頃とみられる。同日午前中まではツイッター上でも、特定の歌詞ページをシェアする投稿があったのに対し、同日午後からは閉鎖についての書き込みばかりとなった。

   突然の終了にツイッター上では、以下のような声があがっている。

「お世話になってたのになぁ」
「歌詞タイム閉鎖しててびっくりした」
「歌詞タイム閉鎖ってマジ!? 作詞・作曲者・編曲者から探すのほんと便利だったのに、残念すぎる」
「歌詞タイム閉鎖か......更新停止がどれくらい前だったかもう思い出せないけど、長いことアニメソングを細かく網羅していてとても良いサイトでした。幸あらんことを」
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