「首都封鎖」小池知事も可能性言及 海外事例に見る「ロックダウン」の現実

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   東京都の小池百合子知事が2020年3月23日に行われた新型コロナウイルス対策会議後に開いた記者会見で、ロックダウン(都市封鎖)の可能性に言及した。

   すでに欧州や米国では、多くの都市で事実上の都市封鎖が行われている。仮に都市封鎖となれば、東京都民は何が出来て、何が出来なくなるのか。

  • サンフランシスコでも4月7日まで外出禁止令が出ている(写真はイメージ)
    サンフランシスコでも4月7日まで外出禁止令が出ている(写真はイメージ)
  • サンフランシスコでも4月7日まで外出禁止令が出ている(写真はイメージ)

この3週間が「オーバーシュートが発生するかの分かれ目」

   小池氏は記者会見で、都が引き続きイベントを自粛する4月12日までの3週間について

「オーバーシュート(爆発的患者急増)が発生するか否かの大変な分かれ目、分かれ道」

だとして、(1)換気の悪い密閉空間(2)多くの人の密集(3)近距離での会話、を避けるように求めた。その上で、

「事態の今後の推移によっては、都市の封鎖、いわゆるロックダウンなど、強力な措置を取らざるを得ない状況が出てくる可能性がある。そのことを何としても避けなければならない」

などと発言。「ロックダウン」の際の具体的な対応については言及しなかった。

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