SOD、「成人動画の視聴履歴」流出で正式謝罪  氏名・住所・電話番号など10項目が別人に漏れた恐れ

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「お客様の被害状況を可能な限り特定し、不安を解消」

   ソフト・オン・デマンドは18日、事実関係を認め、「お客様及び関係者各位に、多大なるご迷惑をおかけしていることにつきまして、深くお詫び申し上げます」との謝罪文を発表した。

   発表によれば、流出の恐れがある会員情報は「氏名」「住所」「電話番号」「ニックネーム」「メールアドレス」「購入履歴」「視聴履歴」「レビューリスト」「投稿動画」「会員ステータス」の10項目。16日の19時23分~22時57分、17日の8時25分~21時8分にログインした会員に、別の会員情報が表示された可能性があるという。

   流出の経緯は次のように説明する。キャンペーン開始後、アクセスが殺到したため、サイトの内容をコピーして複数のサーバーに分散させるCDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)サービスを16日に利用した。

   しかし、同日に決済代行会社から「利用者から、『自分のアカウントでログインしたら、他人のアカウントに切り替わった』との連絡があった」との通報を受け、すぐにアクセスを遮断した。

   「個人情報をキャッシュしない」などの対策をして、17日にサイトを再開したものの、利用者から同様の苦情があったため、再びアクセスを遮断し、現在はサイトを非公開にしている。

   サービス再開は未定で、「本件事案の原因の究明をしたうえで、適切な再発防止策を取り、かつ、お客様の被害状況を可能な限り特定したうえで、最大限、お客様のご不安を解消すべく進めて参ります」としている。

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