センターに選ばれるのは、「そういう時」だからこそ
ところが、20年3月19日放送での宮脇さんの発言によると、宮脇さんは山内さんのことを気に留めていたが、双方が「超・人見知り」で、「全然話しかけられなかった」。そういった中で、リスナーから、こんなメールが届いた。
「センター経験者にしか分からない不安やプレッシャーがあるんだと思います。瑞葵ちゃんはそういう感情を見せないタイプのようで、少し心配です。咲良さんはそういう不安やプレッシャーを、どうやって力に変えてきたのでしょうか。センターに抜てきされた瑞葵ちゃんにアドバイスを送るとしたら、どんなアドバイスを送りますか?」
宮脇さんによると、山内さんのセンター抜てきを知り、マネジャーに連絡先を聞いて「おめでとう」とLINEでメッセージを送ったという。宮脇さんは「本当に大丈夫だよ、と言いたい」とした上で、渡辺麻友さん(25=17年卒業)とダブルセンターを務めた「希望的リフレイン」(14年)と、単独センターの「君はメロディー」(17年)の経験を踏まえながらアドバイス。センター抜てきには、然るべき理由があることを伝えたいようだ。
「その時の私を、今見返して見ても『なんかセンターに選ばれるぐらいあるなー。このとき輝いていたなー』って思ったんですよ。だから、センターに選ばれる時って、『そういう時』だと思うんですよね。だから『なんで私が』なんか思わずに、『私はセンターに選ばれたんだからセンターなんだ』って自信を持ってやれば、きっと、ずっきー(山内さん)の魅力とかがどんどん出ると思うので、余りプレッシャーとかを感じずに楽しんだらいいんじゃないかな、って思います」
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)