東大王・水上颯の卒業回でまさかの...!? 伊沢拓司「ルール無視」の裏側

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   クイズ番組「東大王」(TBS系)の絶対的エース・水上颯さんが、2020年3月18日放送回をもって、番組メンバーを卒業した。水上さんは現在東京大学医学部6年生で、今後は医学の道へ進む。

   番組の最後は、水上さんにとってのクイズのスターで、元東大最強の知識王である伊沢拓司さんとの1問勝負で締めくくった。クイズの超人たちが繰り広げる至極のバトル...のはずだが、早押しを制した伊沢さんの解答に、ツイッター上で大きな笑いが起こった。いったいなぜか。

  • (画像はTBSの番組公式サイトより)
    (画像はTBSの番組公式サイトより)
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しりとり問題でいきなり「ん」終わり

   番組開始当初から人気を牽引してきた水上さんの卒業は、2週にわたる特別構成で華を添えた。18日放送回の終盤は、水上さんがともに切磋琢磨してクイズを極めてきた東大生たちとの1問勝負が行われた。勝負終わりにはそれぞれのメンバーと水上さんが互いに感謝の言葉を贈り合った。涙ぐむメンバーもおり、感動的な流れとなっていた。

   本来ならここで終了のはずだが、水上さんが「最後1個だけわがままをいっていいですか。伊沢さんと1問...」と番組にお願いし、東大王での2人のラストマッチが実現した。

   超難問として出題されたのは、「部首名しりとり」問題。「くさかんむり」→(空欄1)→(空欄2)→「ころもへん」の2つの空欄をしりとり形式で繋ぐ部首名を答えるというもの。問題が出題されるやいなや、伊沢さんが解答ボタンを早押し。解答権を握ったものの、考え込んでいる様子で、制限時間ぎりぎりになって「りっしんべん」→「んまわし」(落語の演目)と解答した。

   もちろんこれは不正解。その後水上さんが「りっとう」→「うけばこ」と解答し、正解した。

伊沢「なぜ『ん』だったのかというと...」

   しりとりが「ん」で終わってはいけないというのは、だれもが知っているような基本ルールだ。伊沢さんは「りっしんべん」の時点でしりとりが成立してないとして、ツイッター上では「え?」「泣いてたけど笑ってしまった」など注目と集め、「りっしんべん」がトレンド入りを果たすなど、大きな話題になった。

   伊沢さんのクイズ仲間「QuizKnock」メンバーも

「伊沢拓司、もしかしてしりとり下手か......?」
「こいつ本当に心の底からしりとりのルールわかってないんだな......」
「限界しりとりのしすぎかwww」

などとツイッターでツッコミを入れている。

   この「限界しりとり」とは、伊沢さんがクイズ仲間と考案した独自のしりとり遊びで、スマートフォンゲーム化もされている。ざっくりといえば、トランプの引いた数字と同じ文字数の言葉でしりとりをするというものだ。たとえば、「めの3」だったら「めんま」などと繋げる。そしてこのしりとりにはいくつかのお助けカードがあり、「ん廻し」というカードは自分のターンの言葉が「ん」で終わってもよいとするものだ。

   伊沢さんは自身が更新しているユーチューブチャンネル「QuizKnock」の中で、水上さんとこの限界しりとりで対決したこともある。その動画は2019年5月17日に公開されており、冒頭では「おれ仕事でしかしりとりしないから」などと話していた。

   こうした背景を知る視聴者からは「それ限界しりとり(笑)」「QK民は笑ったはず」などといった声が上がっている。

   なお、伊沢さんは番組放送直後、ツイッターで意味深な発言をしている。

「なぜ『ん』だったのかというと、いつものアレではなく、そこそこに深いワケが......いつか水上との対談とかがあったら、その時にでも」
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