聖火運ぶ「JL1964」便が羽田を出発 組織委メンバーの搭乗は「ゼロ」

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すでに現地にいる組織委担当者が聖火を持ち帰る

   羽田空港の出発便の掲示板には特別機の便名には「GO2020」が表示されたが、運航システム上の便名は「JL1964」。航空機の位置情報などを表示するウェブサイト「フライトレーダー24」でも「JL1964」が表示された。前回の東京五輪が開かれた1964年にJALが聖火輸送を担ったことを念頭に置いているとみられる。

   特別機は13時過ぎに羽田空港のC滑走路を離陸し、アテネに向かった。3月19日にアテネで聖火の引き継ぎを受け、すでに現地に派遣されている組織委の職員が持ち帰る。3月20日に航空自衛隊松島基地(宮城県東松島市)に到着予定で、直後に行われる聖火到着式では、航空自衛隊の飛行チーム「ブルーインパルス」がカラースモークを使って上空に五輪マークを描くパフォーマンスすることになっている。聖火リレーは、現時点では3月26日に福島県からスタートする予定だ。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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