「羽鳥慎一モーニングショー」に反論も...
新型コロナウイルスをめぐって厚労省ツイッターはしばしば情報を発信しているが、後に内容を修正するケースも見られる。3月5日にはテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」の報道内容に言及した。医療機関でのマスク不足を報じた3月4日の番組内容に対し、5日のツイートでは
「厚生労働省では、感染症指定医療機関への医療用マスクの優先供給を行ったほか、都道府県の備蓄用マスクの活用や日本医師会や日本歯科医師会のルートを活用した優先配布の仕組みをお知らせしています」
「最終的に全ての医療機関に十分なマスクが届くことが必要であり、引き続き、マスクの増産や全ての医療機関を対象とした優先供給を進めてまいります」
と説明していた。
しかし3月6日に「羽鳥慎一モーニングショー」は医療機関、そして厚労省にも取材したとしてこの投稿に「反論」。厚労省は6日のツイートで、マスクの供給について
「2月28日にサージカルマスク 約41万枚を14自治体、サージカルマスク 約18.8万枚を68感染症指定医療機関に対して、まずは優先供給を行ったところです」
「3月4日午前8時からの『羽鳥慎一モーニングショー』の出演者から、『医療機関に配らなくてはだめ』とのコメントを受け、3月5日に、既に厚生労働省は医療機関に優先供給をする方針を自治体や医師会に明確にしていたので、この事実関係をお知らせしたところです」
と説明し、前日のツイートを補足している。