切手の自爆営業強いる?配達員にメール「必ず販売して。返納は受け付けません」 日本郵便が詳細調査

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   兵庫県尼崎市内の尼崎北郵便局で、「自腹営業」を郵便配達員に強制するかのようなメールが出回っていると、ツイッターで告発があった。

   日本郵便は、メールが送信された事実関係を認めた。告発では、パワハラだと訴えているが、「詳細は調査中」だとしている。

  • 「おもてなしの花」切手のシート(ニュースリリースから)
    「おもてなしの花」切手のシート(ニュースリリースから)
  • 「おもてなしの花」切手のシート(ニュースリリースから)

「必ず販売して帰局して下さい。返納は受け付けません」

   「業務命令」。2020年3月16日夕のメールは、まずこの言葉で始まり、最後に実在の部長名が書かれていた。

   その文面では、サクラなどの花をデザインした切手シリーズ「おもてなしの花」について、これを携えて売り歩いている配達員に対し、次のような命令を行った。

「必ず販売して帰局して下さい。返納は受け付けません」

   このメールは、同日中にツイッターで晒され、告発者は、尼崎北郵便局の配達員全員に送られたとして、自腹営業を強制するパワハラ行為だと指摘している。そして、かんぽ生命の不正販売が大きな社会問題になったにもかかわらず、会社は反省していないのではないかと非難している。

   告発者のツイートは、2万件以上もリツイートされており、様々な声が寄せられている。

   メールの真偽が話題になったほか、もし内容が事実だとした場合として、「これダメでしょ」「まだ自爆営業やってんだな」「度が過ぎてる」「実質給料減らされてるようなもん」などと疑問や批判が相次いでいる。

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