「感染者数を細かく速報で出しても不安を煽るだけ」?
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス(DP)号」の乗船者を含め、国内で感染が確認された数が1000人を超えたと報道されたのは3月4日。厚生労働省の同日12時時点版の発表によると、DP号乗船者でPCR検査陽性者は706人いた。DP号の陽性者数は重複があったとして5日、696人に訂正。その後、12日の発表では697人に訂正されている。
厚労省はウェブサイト上で、DP号の感染状況に関し、「本件については、WHOの各国の発生状況の報告において、日本国内の発生件数とは別個(その他)の件数として取り扱われています」と説明している。
なお直近14日12時時点版の厚労省の発表によると、国内のPCR検査陽性者は計716人(うち空港検疫で2人)で、退院した人数は計144人(うちチャーター便帰国者の陽性者15人は全員退院)となっている。また、DP号の陽性者697人のうち、456人が退院等している者に含まれている。
番組で松本さん自身は、感染者数を毎日報じなくていいのではないかという発言の真意を明言しなかったが、一部視聴者はツイッター上で、
「回復された方もおられるわけだし、感染者数ばかり。SNSされてない方は不安が募るばかり。明るい情報も報道してほしい」
「感染者数を細かく速報で出しても不安を煽るだけで、数字に意味がなくなってるんだよね」
などと同調。一方で、
「でも感染者数の情報が何も無くなったらそれはそれで不安で出歩けないんだよな」
といった見方も出ている。