朝日新聞社広報、編集委員の「不適切な投稿」を謝罪 新型コロナを「ある意味で痛快」と表現

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   朝日新聞社広報の公式ツイッターが2020年3月14日、同社の小滝ちひろ編集委員を、専門的な情報発信を担う「ソーシャルメディア記者」から取り消したと発表した。

  • 朝日新聞の東京本社
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「報道姿勢と相容れない行為だった」

   小滝氏は13日、新型コロナウイルスをめぐり、ドナルド・トランプ米大統領の発言などに触れた「朝日新聞デジタル」の記事を紹介しつつ、

「あっという間に世界中を席巻し、戦争でもないのに超大国の大統領が恐れ慄く。新コロナウイルスは、ある意味で痛快な存在かもしれない」

とツイート。不適切なのではないかとの指摘が相次ぎ、のちにアカウントは削除された。

   これを受けて、広報ツイッターは14日、同氏の投稿を「不適切な投稿」とし、「報道姿勢と相容れない行為だった」と重く受け止めていると投稿。「本人が説明やおわびなしにアカウントを削除したことも不適切でした。深くおわびします」と続けた。加えて、

「ウイルスの威力の大きさを表そうとしたようですが、『痛快』という表現は著しく不適切で、感染した方や亡くなった方々のご遺族をはじめ多くの皆様に不快な思いをさせるものでした」

として、同氏の「心からおわびします。深く反省しています」とのコメントを併せて掲載した。

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