2020年3月20日から公開が予定されていた人気アニメ「プリキュア」シリーズ(テレビ朝日系)の劇場版「映画プリキュアミラクルリープみんなとの不思議な1日」の公開延期が発表された。映画の公式サイトによれば、新型コロナウイルス感染状況と政府および関係機関などの方針を鑑み、感染の拡大を防ぐことを考慮した決定とのこと。
この発表を受け、ファンの間からプリキュアへ「地球をお手当してくれ」「ビョーゲンズに負けないで!」などの期待やエールが相次いでいる。
「ビョーゲンズのコロナに勝ってね!」
映画の制作委員会は公開延期の理由について、「本映画においてご鑑賞いただくお子様へ応援とダンス参加を促す演出もあることから、感染の拡大を防ぐことを第一に考え、公開を延期することといたしました」と公演延期の理由としている。新たな映画公開日は、日程が決まり次第、同作公式サイトと公式ツイッターで知らせていくという。
本映画は、現在放送中のテレビアニメ「ヒーリングっど(ハートの記号)プリキュア」と前作「スター☆トゥインクルプリキュア」、前々作「HUGっと!プリキュア」のプリキュア13人が集結し、プリキュアたちが「今日」を繰り返す世界に閉じ込められてしまうクロスオーバー作品。
「ヒーリングっどプリキュア」は、シリーズ17作目で、15代目のプリキュア作品である。作中では、ウサギやペンギン、猫型のヒーリングアニマルと呼ばれる妖精たちがパートナーのプリキュアと心を重ねることで変身。「手と手でキュン!ハートつないで地球をお手当!」をキャッチコピーに地球を病気にする敵対勢力「ビョーゲンズ」に立ち向かっていくストーリーだ。
その内容にちなんで、ツイッターでは、「ビョーゲンズ」を新型コロナウイルスに見立て、
「ビョーゲンズのコロナに勝ってね!フレフレー!」 「ビョーゲンズに勝って、公開再開を応援!」 「ビョーゲンズに負けないで!」
などとエールが送るユーザーや、プリキュアたちに「地球をお手当してくれ」と期待の声をあげる人が相次いでいる。