どこまで「ベストメンバー」維持できるか
主軸で長年チームを支えてきた内川聖一も近年は成績が下降気味で陰りが見えている。また、昨季自己最多の36本塁打を放ったデスパイネが左手首痛で実戦復帰のメドが経っていないなど不安要素が重なる。
バレンティン、デスパイネ、グラシアル、内川、柳田悠岐、松田宣浩、今宮健太、中村晃、上林誠知、甲斐拓也と名前だけを見れば豪華な陣容だが、故障を抱えた選手が多く、近年は一年を通じてベストメンバーで戦える期間が少ないのが実情だ。2年連続V逸した昨年は主力の柳田が左膝裏の肉離れで4か月離脱したのが大きく響いた。ソフトバンクはシーズン中に故障者をどれだけ出さないかが、ペナントレースの命運を握りそうだ。