香川ゲーム条例、2000件もの「賛成」はどこから 支持派市議がパブコメ集めも

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「賛成のための動員」は事実無根

「賛成のために動員したというのは、事実無根です。写真は、確かにパブコメの用紙で、僕が独自に作りました。素案に賛成、反対、あるいは拒否でもいい。その人の意思で意見を書いてもらいましたので、パブコメでないというのは当たらないと思います。僕は、支援者やその家族などに、書いてくれたら届けますよと言って、県に届けただけです」

   パブコメは、53、4枚を集め、うち2枚が反対だったという。また、個々の反対はあるものの素案全体はいい、とする意見もあったとした。

   こうした行動をした理由について、合田議員は、次のように説明した。

「周りの方々から僕に、子供のゲーム依存症についての相談が次々に寄せられ、線引きするゲーム時間の基準を設ける対策を県にしてもらえればと考えたのがきっかけです。ゲーム全部を否定しているわけではなく、うまく付き合ってほしいということで、素案に賛否があるのはよく分かっています。県議会の方などから言われてやったわけではなく、あくまでも僕の独自判断でパブコメ集めを行いました」

   県内で賛成のために動員する動きがあったかについては、「聞いたことがありませんので、そうしたことはないのでは? 2000件ほどもの動員があれば、もう表ざたになっているはずですよ」との見方を示した。

   動員の疑いを巡っては、ネットメディア「ねとらぼ」が3月13日、県内の企業で多くの社員が賛成のパブコメ集めの名義貸しをしていたとの告発の手紙が来たとして、その一部をツイッターで公開した。ただ、その手紙の内容が事実なのかどうかは、現時点でははっきりしないようだ。

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