各期間で30位以内の参加者には、救済措置も明かす
「各ブロック30位以内にランクインしながら 1次予選通過者として発表されていない皆様を対象に新たに『対面式オーディション』を実施させていただきます」
「『対面式オーディション』合格者は2次予選にお進みいただきます」
「審査員特別推薦で選出させていただきました方々につきましては、当該賞はこの『対面式オーディション』にご参加いただけるという受賞内容にさせていただきます」
アプリ契約などがあっても2次に進めた人がいて不公平だと指摘が出ていたことについては、「個別に確認を行い、すでに発表している1次予選通過者には契約がないことを確認しております」とした。一方で、アプリ契約などは対象外となることを後出ししたかについては、言及がなかった。
そのうえで、今回の騒動について、こう謝罪した。
「当初のルールにはなかった審査員特別推薦を急遽設定いたしましたため、多くの皆様にお叱りを受けました。配慮が足りず、大変申し訳ございませんでした。今回のことを真摯に受け止め、今後はこのような事態を起こさぬよういたします」
なお、KARASTAを運営するミクシィの立場については、こう説明した。
「『審査員特別推薦』の選出は『KARASTAをプラットフォームとして開催された1次予選』とは全く別のものとして行われ、本事項の決定や審査について KARASTA運営事務局は関知しておりません」
一方で、KARASTAの参加者アカウントが一部で利用制限されたことも不満が出ていたが、ミクシィでは、利用規約違反があったと広報担当者がJ-CASTニュースの取材に説明した。制限されていても、投げ銭は引き出せるという。
また、KARASTAのツイッターでは、寄せられるツイートを非表示にしたり、ユーザーをブロックしたりしていた。この点については、「個別のユーザーを批判したり、誤った情報でユーザーが晒されたりしていると判断しました。批判コメントについては、そのまま残しています」と説明している。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)