楽天「人種ポリシーに照らして、不適切なプランだと判断」
J-CASTニュースは9日、楽天トラベルを運営する楽天に、今回のプランが規約違反などに当たる可能性はないか質問したところ、数時間後に「現時点で閲覧できなくなっています」と返答があった。
楽天担当者によると、「楽天の人種ポリシーに照らして、不適切なプランだと判断しました」として、同社がホテル側に取り下げを依頼した。すると「依頼した時点でホテルはプランを自主的に取り下げておりました」という。
「楽天グループ人権ポリシー」には「無差別と機会均等」の項目があり、「楽天グループは、すべての人に、平等に機会を提供します。人種・国籍・性別・婚姻歴・子女の有無・宗教や政治思想・年齢・障害の有無・性的指向・性自認などいかなる要因によっても差別しません」と掲げている。
じゃらんネットからも予約はできない状態となっている。同サイトを運営するリクルートライフスタイルの担当者は10日、取材に対し「『じゃらんnet』では、今回のケースに限らず差別的な行為を禁止しております。該当の宿泊施設の意図を確認し、厳正に対処させていただきます」と答えた。
ホテル公式サイトでも同プランは閲覧できなくなった。