「親戚のように迎えてくれる」
女優としても、20年3月6日公開の映画「星屑の町」(杉山泰一監督)のヒロインとして、久慈市内でのロケに挑んだ。10日に出演した「あさイチ」(NHK総合)では、
「みなさん本当に親戚のように迎えてくれて、(第2の)故郷だなって思います」
「『いらっしゃい』じゃなくて、『おかえり』って言ってくれて、そこがすごい嬉しいです」
と撮影を回想。ツイッターでは視聴者から、
「のんちゃん久慈の人にめっちゃ愛されてる」
「岩手のCMで毎日見てるけど全国版で見るとまた違って見える」
「達増拓也知事はのんを応援するためのプロジェクトを作って本当に応援し続けたからそこはまじで評価する」
といった反応が出ていた。のんさんは11日夜の「NHKニュース7」にも出演し、被災地との関わりについて話す予定だ。
関西出身ながら、のんさんが「岩手の顔」として受け入れられたのはなぜか。達増知事は、朝日新聞デジタル(18年12月5日配信)のインタビューで、こう分析していた。
「大震災という不条理の中で頑張っている県民の立場からすると、芸能界や世の中の不条理と戦っているのんさんは、同志みたいな心の響き合いがあったと思います」
(J-CASTニュース編集部 城戸譲)