ラグビー日本代表として「2019W杯日本大会」を盛り上げた稲垣啓太選手、堀江翔太選手、福岡堅樹選手、そして松田力也選手が、そろって出演している所属のパナソニックのテレビCMが話題となっている。
同社製の後付け用宅配ボックス「COMBO-Light(コンボライト)」のCMで「選ぶならタフなやつ。」というキャッチコピーのもと、2020年3月7日から展開中だ。
激しい雨の中で...
同製品は、宅配業者の人手不足が社会問題となる中で再配達率削減などを目的に開発、製造された。稲垣選手、堀江選手、福岡選手が激しい雨の中で宅配ボックスを前に、パーカッションのように叩いてリズムを刻む...という仕上がりになっている。ちなみに松田選手は配達役だ。パナソニック担当者によると、
「屈強なラガーマンが叩いても、激しい雨が降っても大丈夫...というイメージでCMを制作いたしました。普段はカギが開いている状態で、宅配便が来てモノを入れ、扉を閉めると自動的に施錠されます。同時に受領書が出てくる仕組みになっています」
と話す。動画は、同社サイトやYouTubeにもアップされ、各選手もCM撮影の感想を語っている。
「笑わない男」として2019年にブレイクした稲垣選手は、
「基本的にネットショッピングで日常生活品も買うので。(同製品をプレゼントされたら)内心は...笑顔です」
ドレッドヘアがトレードマークの堀江選手は、
「いちいち電話して、オペレーターで(配達希望時刻が)何時やったら『1』とか、あるじゃないですか? ああいうのが面倒くさくなくなるんで、いいかなと思います」
幼少期からピアノを習い、高校ではラグビーをする傍らでドラムもたたいていたという福岡選手は、
「あれだけ叩いても全然、何の影響もない。むしろ、自分の手が痛いぐらいの感じなんで、その丈夫さはすごい伝わってきました」
3人によるパーカッションと、宅配業者役で登場する松田選手のアンバランスさが、ちょっとコミカルに思える内容だ。
(J-CASTニュース編集部 山田大介)