妖怪「アマビエ」のイラストがSNSで人気 伝承に脚光「疫病が流行れば私の絵を見せよ」

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あの「いらすとや」にも登場

   以前から一部の妖怪ファンの間では知られていたアマビエが、一気に注目を集めるようになったのは2020年2月の末ごろから。新型コロナウイルスの流行に、どこか息苦しい空気が漂うなか、瓦版にある伝承に注目し、アマビエの絵をツイッターなどに投稿する動きが、自然発生的に始まったのである。

   ハッシュタグ「#アマビエ」を付けて、多くのユーザーが、自分流にアレンジしたアマビエのイラストを投稿しており、中にはぬいぐるみやフィギュアを自作する人も。イラストレーターの、みふねたかしさんが運営する素材サイト「いらすとや」にも5日、早くもアマビエが登場した。

   Yahoo!リアルタイム検索の集計によれば、「アマビエ」を含む投稿は2月27日ごろまで1日10件弱程度だったが、3月に入って急激に上昇。8日には2万件近くに達するなど、「アマビエ祭」状態だ。

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