HKT48「新センター」に道産子4期生・運上弘菜 正統派なのに「毒舌」な21歳

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   福岡市を拠点に活動するHKT48が、約1年ぶりに新曲を発売することが2020年3月7日に発表された。センターポジションに立つのは、4期生の「なっぴ」こと運上弘菜(うんじょう・ひろな)さん(21)。4期生がシングル表題曲のセンターに立つのは初めてだ。

   指原莉乃さん(27)が卒業してからHKT48が新曲を出すのは初めてで、20年春に専用劇場の開設も控える。3月にはグループの運営会社も現行のAKSから独立して「株式会社HKT(仮)」となる予定で、さまざまな面で今後のグループ活動の試金石にあたる楽曲だ。

  • シングル表題曲では初めてのセンターポジションに抜てきされたHKT48の運上弘菜さん(2019年11月撮影)
    シングル表題曲では初めてのセンターポジションに抜てきされたHKT48の運上弘菜さん(2019年11月撮影)
  • HKT48の運上弘菜さん(2019年11月撮影)
    HKT48の運上弘菜さん(2019年11月撮影)
  • 2019年のコンサートツアーの寸劇では「毒舌キャラ」を開花させた(写真右が運上さん。19年10月撮影)
    2019年のコンサートツアーの寸劇では「毒舌キャラ」を開花させた(写真右が運上さん。19年10月撮影)
  • 2017年のAKB48グループのじゃんけん大会では優勝を果たし、表情をほとんど変えずに
喜びを語った(写真右が運上さん。17年10月撮影)
    2017年のAKB48グループのじゃんけん大会では優勝を果たし、表情をほとんど変えずに 喜びを語った(写真右が運上さん。17年10月撮影)
  • シングル表題曲では初めてのセンターポジションに抜てきされたHKT48の運上弘菜さん(2019年11月撮影)
  • HKT48の運上弘菜さん(2019年11月撮影)
  • 2019年のコンサートツアーの寸劇では「毒舌キャラ」を開花させた(写真右が運上さん。19年10月撮影)
  • 2017年のAKB48グループのじゃんけん大会では優勝を果たし、表情をほとんど変えずに
喜びを語った(写真右が運上さん。17年10月撮影)

渡辺麻友を想起させる正統派アイドル路線

   運上さんはHKT48で唯一の北海道出身メンバーだ。指原さんに憧れてオーディションを受け、16年にデビュー。ファンの間で最初に名前が広く知られるようになったのが、17年のAKB48グループの「じゃんけん大会」だ。HKT48の荒巻美咲さん(19)とグループ(ユニット)「fairy w!nk(フェアリーウィンク)」を結成して出場し、見事優勝。CDデビューを果たしたこともある。2人は普段から喜怒哀楽をあまり表に出さないことで知られており、グループ名も、無表情なことで知られた女性ユニット「Wink(ウィンク)」にちなんだ。運上さんは優勝会見でも

「笑わないアイドルを作りたいと劇場公演のMCでも話したことがあるので、(CDデビューが)実現できてうれしい」

などと表情をほとんど変えることなく喜びを語っていた。

   必ずしも自己主張が強かったり目立ったりするタイプではないが、AKB48の渡辺麻友さん(25=17年卒業)を想起させる正統派アイドル路線で、日々の劇場公演や握手会でファンの支持は上昇。11枚目のシングル曲「早送りカレンダー」(18年発売)から3作品連続の「選抜」入りを決めた。

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