元衆院議員の杉村太蔵さん(40)が2020年3月8日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)に出演し、新型コロナウイルスの感染防止のために行われている小中高校・特別支援学校の休校措置に関して、持論を展開した。
「子どもが1カ月家にいるのは簡単じゃない」
文部科学省は2月28日に、「新型コロナウイルス感染症対策のための小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校等における一斉臨時休業について」の通知を出し、全国の学校に休校措置を取るよう要請した。しかし、日中に保護者が子どもたちの面倒を見るのが難しいなどの理由から、教育現場や各家庭では混乱が生じている。
番組では、この問題について爆笑問題の太田光さん(54)が「杉村さんのお子さんはどうしてますか」と問いかけると、杉村さんは「うちは6年生、2年生、4歳がいますけどね、そう簡単な話じゃないですよ。ずっと1カ月間家にいるっていうのは」と顔をしかめた。その後、
「感染リスクっていう観点でいくと、元気な若者を家に閉じ込めるんじゃなくて、元気なお年寄りを家に閉じ込めたほうがいいんじゃないかって」
と、しきりに申し訳なさそうにしながら話し、その場で耳を傾けていたテレビプロデューサーのテリー伊藤さん(70)に対して、
「本当に失礼を承知で申し上げますけどね、ほんっとうはね、僕は、今日はテリーさんも家にいてほしかった」
と宣言。会場が一気に笑いに包まれると、
「(出演者の中で)いちばんリスクが高いんですよ、テリーさんが」
と念押しした。