大ブレークの村上、チャンスの安田、そして清宮幸太郎 高卒3年目の「スラッガートリオ」の今年は

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レギュラー確保には強力なライバルが

   ただ、プロの世界では村上に差をつけられた。新人1年目は王貞治氏(現ソフトバンク球団会長)に並ぶ歴代9位の7本塁打を放ったが、昨季は開幕前に右有鉤骨骨折で戦線離脱したのが響き、81試合出場で打率.204、7本塁打。昨年10月下旬に右肘関節形成術を受け、今年2月の春季キャンプは2軍スタートだった。

   3年目の今季は覚醒が期待されるが、レギュラーを確保するのは容易ではない。清宮が本職の一塁は中田翔、外野も西川遥輝、大田泰示、近藤健介、指名打者では来日2年目の王柏融との競争になる。世代のトップランカーとして意地を見せられるか。 日本球界で若手の長距離砲は稀少価値だけに、清宮、村上、安田が「チームの顔」になる活躍を願うばかりだ。

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