大ブレークの村上、チャンスの安田、そして清宮幸太郎 高卒3年目の「スラッガートリオ」の今年は

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   2017年のドラフトの時に日本球界の未来を担う長距離砲と期待された高卒3年目の「スラッガートリオ」だったが、3年の月日を経て立ち位置が微妙に変わってきている。

  • 早実時代の清宮。その後、鳴り物入りでプロとなったが…
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安田は今年が大きなチャンス

   下半身のコンディション不良で2月の1軍キャンプを途中離脱したヤクルト・村上宗隆は1日のイースタン教育リーグ・巨人戦(戸田)で実戦復帰。代打で四球を選んだ。プロ2年目の昨季は全試合出場で36本塁打と大ブレークして新人王に輝いた。

   昨オフに主砲・バレンティンがソフトバンクに移籍し、村上は新4番として期待がかかる。今後は試合数を重ねて打席数を増やし、守備にもつく予定。3月20日の開幕戦にも間に合う見通しだ。

   ロッテ・安田尚憲は昨季1軍出場なしに終わったが、今年は大きなチャンスだ。

   昨オフに主力だった鈴木大地がFAで楽天に移籍。一塁に井上晴哉、三塁にレアードと主砲2人がいるが、どちらかを指名打者に押しのけてレギュラーを獲得すれば大きく飛躍する可能性がある。ただ、オープン戦では4日のオリックス戦でようやくタイムリーを放つまで、3試合連続無安打と苦戦気味。バットで結果を出して首脳陣にアピールしたいところだ。

   日本ハム・清宮幸太郎は「スラッガートリオ」の中でも断トツで注目度が高かった。17年のドラフトでは7球団が競合。抽選で清宮を獲得できなかったヤクルトが村上、ロッテが安田を「外れ1位」で獲得した経緯がある。

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