現地オッズは「井上有利」に傾く
カシメロ陣営は3月15日からラスベガス入りし、コーチングスタッフ帯同のもと決戦の地で最終調整に入る。一方の井上は、約3週間前にラスベガス入りを計画していたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、米国が渡航規制を強化する動きがあることから、現地入りを早めることを検討している。ビザ発給の問題が解決すれば、計画を前倒してラスベガス入りをするとみられる。
米ラスベガスの現地報道によると、井上VSカシメロ戦のオッズは井上有利に傾き、王座統一戦ながらもWBO王者カシメロは「脇役」とみられているようだ。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、井上は当初予定していた報道陣向けの公開練習をキャンセル。厳戒態勢が敷かれるなか、王座統一へ向けての調整が続く。