「経済的な理由で命を絶つ方が出ないように」
この段階ではやり取りがかみ合わなかったが、枝野氏は
「どれくらいの影響が出るかは、感染の拡大によって全然違ってくるので、定量的に中々申し上げられないが、定性的に申し上げられるのは、経済的な弱者、あるいは生活弱者の皆さんから大きな影響を早く受ける。(中略)コロナウイルスによって亡くなる方も最小限にとどめなければならないが、間違ってもその影響で、経済的な理由で命を絶つ方が出ないようにという、この経済的弱者に対して優先的、重点的に対応すべきであると思っている」
などと基本的な考え方を説明。改めて消費減税に関する質問が出て、
「まず、このこと(経済的弱者への優先的な対策)をやるために財源をしっかり確保しなきゃいけない。そのことが最優先のことだと私は確信している」
と否定的な見方を示した。