控えていたトイレットペーパーの制限、追記に加える
メルカリも、マスクなど感染予防用品の高額転売への対策に乗り出しており、2月4日の公式ブログでは、「社会通念上適切な範囲での出品」を呼びかけ、転売者の取引状況によっては、入手経路の確認や出品の削除・利用制限も行うと明らかにした。
同27日には、消毒用アルコールなども削除や制限などの対象にするとブログで明かした。トイレットペーパーなどの入手困難も社会問題になったが、翌28日のブログでは、「現在のところ、一連の報道にありますトイレットペーパーやティッシュペーパーの取引が著しく増えたという事実はございません」と説明した。
その後は、トイレットペーパーなどについては、社会通念上適切な範囲での出品への協力要請に留まっていた。
しかし、これらの高額転売もネットで批判が高まったこともあってか、このブログに3月3日になって、次の内容を追記した。
「現在の状況に鑑み、トイレットペーパー・ティッシュペーパーについても入手経路の確認や商品の削除・利用制限等の対象とさせていただきました。また、著しく高額で出品された商品につきましては、削除対象とさせていただきます。引き続き、ご理解とご協力のほどお願いいたします」
転売者らが出品を分散している可能性はあるものの、3日夕現在、マスクやトイレットペーパーなどを価格の高い順に検索すると、1000円を超える出品が姿を消している。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)