安倍首相「会見打ち切り」新聞はどう書いた? 言及なしから「内閣記者会」解説まで

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幹事社質問については「官邸側に事前に通告」

   朝日新聞(総合4面)は、2段見出し(会見打ち切り『時間の関係』 首相、問題ないとの認識)だった。会見当日の模様や今回の予算委審議の内容に加え、首相官邸の記者クラブである内閣記者会の幹事社の役割や、「幹事社質問」内容の官邸側への事前通告の有無にも触れており、

「内閣記者会の幹事社は、全国紙や在京キー局など常勤幹事社19社のうち、2~4社が2カ月交代で担当し、記者会内や首相官邸側との連絡、調整に当たる。(略)」
「幹事社質問については、案を記者会内で各社に周知し、加盟社から意見があれば修正し、官邸側に事前に通告している」

と説明。また、朝日新聞が「1~2月の幹事社」3社のうちの1社だったことも明かしている。朝日は社説でも「遅ればせながらの会見も、時間はわずか35分。その後に特段の公務が控えていたわけでもないのに、質問を打ち切って帰宅した」と批判的に言及している。

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