リアルタイムの検索が可能
また画期的な取り組みの一つとして「リアルタイム検索」が挙げられる。 今現在、どの店に、何枚マスクの在庫が残っているのかを、台湾に住む人々はLINEなどのアプリで検索することが出来る。
まず、専用のIDを友達追加し、「マスク」と入力すると「現在地周辺の提携店舗のマスク在庫を検索する」というボタンが表示される。そして、「本日はこれらの身分証ナンバーの方が購入できます」という情報と共に最寄りの提携店舗が複数ピックアップされ、リアルタイムで在庫を教えてもらえるのである。
こうすることによって、「行ったけど買えなかった...」という思いをせずに済む上、 無駄な外出や長蛇の列による感染リスクが大幅に低下する。
最寄りのマスクがどこにあるのか知るまでかかった時間は約30秒。操作もシンプルでわかりやすい。この他にも、フェイスブックで同様のシステムが利用できるほか、iPhoneユーザーならば「Hey Siri、マスクの販売状況を教えて!」と言うだけで同じく最寄りの店舗在庫が表示される。