一斉休校で「牛乳余り」大丈夫? 酪農家の現状は...関係団体に聞く

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加藤一二三さん「明日から倍量消費します!」

   文化人では、将棋棋士の加藤一二三さん(80)が3月1日、ヨーグルトやカマンベールチーズを毎日食べているが、「明日から倍量消費します!」とツイッターで宣言した。料理研究家でユーチューバーのリュウジさん(33)も同日、「給食がなくなり牛乳が余っていると聞いた」として、レアチーズケーキなどの牛乳救済レシピをツイッターで解説している。

   企業からも動きがあり、料理レシピサイトを運営するクックパッドは2日、クックパッドニュースのツイッターで、「牛乳の大量消費にお役立て下さい!」として、牛乳を使った焼きプリンなどのレシピ集を公開した。また、コンビニ大手のローソンは同日、給食で牛乳提供がなくなることから、3月9~20日の間、MACHI cafeで提供する「ホットミルク」の商品を半額の税込65円で販売すると発表した。

   給食に牛乳を提供できなくなることで、酪農家らの状況は、実際どのようになっているのだろうか。

   1都8県の生乳を乳業メーカーに卸している関東生乳販売農業協同組合連合会は2日、業務部長がJ-CASTニュースの取材にこう話した。

「乳房が炎症を起こしてしまいますので、牛の乳は、毎日絞る必要があり加減はできないです。毎日、労働費用が生じますので、売れないと酪農家はそれだけ損をすることになります。政府が休校を要請したときは、生乳の売り先がなくなると確かに困りました」

   しかし、学校が休みに入ると、事態はちょっと変わってきたという。

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