「柄杓を大量に買えば...」
また濃厚接触を防ぐため、2020年春場所では、取組前に柄杓(ひしゃく)にくんだ水をつける「力水」(十両以上の取組)も「口を付けないようにする」ことも協会から発表された。しかし、やく氏は、
「『エア力水』みたいになるんでしょうかね? 相撲は神社のお参りと一緒で神事なので、そこは大量に柄杓を購入して1回、1回変えるとか。(感染対策で神事が)形骸化していくことも問題ではないでしょうか」
と、一部に疑問も呈した。
毎年3月に行われる大阪場所は「荒れる春場所」という異名を持つ。最近では、2011年2月に発覚した「八百長問題」で実態解明を優先させるため場所開催を中止、65年ぶりの出来事となった。同年夏場所(5月)も興行ではなく「技量審査場所」として無料公開した経緯がある。
(J-CASTニュース編集部 山田大介)