「ふつうの毎日を最後までやりたかった」 ともさかりえ、15歳長男の言葉に心痛

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   女優・ともさかりえさんが、新型コロナウイルス感染拡大防止により中止となってしまったさまざまなイベントや子どもの卒業式などへの想いを明かした。

  • 中学校も休校に(イメージ)
    中学校も休校に(イメージ)
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「胸がぐわんぐわん掻きむしられる」

   ともさかさんは2020年3月1日にブログを更新し、

「今週 観に行く予定だったライブが中止」
「知り合いが関わっていた芝居の公演も中止」
「行けたらいいなと思っていたライブも中止」

と政府からのイベントの中止・延期要請に伴い、多くのライブや舞台が中止になってしまったことに言及。

「苦渋の決断であろうニュースに胸がぎゅうと苦しくなった」

と複雑な心境を明かした。

   自身も舞台に立つ女優として、ともさかさんは、

「演劇の場合、劇場でお客様が入って稽古場で積み重ねてきたものがさらに豊かなものになる瞬間がありそれを感じられぬままに幕すら開かないというのは...」
「翌日に初日を迎えるはずだった倉持さんたちの芝居が全公演中止と聞きたまらなくて涙が出てしまう」

と舞台を控えていた同業者たちを想い涙したことをつづった。

   さらにともさかさんの15歳の息子の中学校も休校になったといい、卒業式を控えていたタイミングなだけに、

「ふつうの毎日を最後までちゃんとやりたかったって息子がぽつり言うので胸がぐわんぐわん掻きむしられる」

とやり場のない悲しみを覚えたとのこと。中学校の思い出を振り返りつつ、

「かわいい、かわいい。みんなかわいいよ」
「色んな感情が溢れてしまう」

と記していた。

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