日本家庭紙工業会「製品在庫も十分にあります」
販売店からこうした紙製品が一時的に消えてしまったのは、「マスクとトイレットペーパーが同じ原料で作られている」「それらのほとんどが中国製で輸入できなくなる」といった内容のデマがSNSで出回ったことに始まる。
しかし実際は全く異なる。日本家庭紙工業会は2020年2月28日、
「トイレットペーパー、ティッシュペーパーについては殆どが国内工場で生産されており、新型コロナウイルスによる影響を受けず、現在も通常通りの生産・供給を行っております。また原材料調達においても中国に依存しておらず、製品在庫も十分にありますので、需要を満たす十分な供給量・在庫を確保しております」
と発表。経済産業省の公式ツイッターが同日にこの情報を投稿している。
各地のドラッグストアなどでも商品棚の貼り紙でこうした情報を掲示し、購入数の制限などで買い占めを抑制する動きがみられる。