カシメロ、「野獣モード」に突入!? モンスターどころか「ゴジラ」も倒す

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   ボクシングのWBO世界バンタム級王者ジョンリエル・カシメロ(30)=フィリピン=が「野獣モード」に突入した。フィリピンの地元メディア「MANILA BULLETIN」が報じている。 カシメロは現在、2020年4月25日(日本時間26日)に予定されているWBA、IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(26)=大橋=との王座統一戦に向けて米フロリダ州マイアミで合宿を行っており、打倒「モンスター」に向けて一気にモードアップした。

   カシメロは井上戦に向けて2段階の合宿を予定しており、その第一弾がマイアミでの合宿となる。カシメロのトレーニングの様子をレポートした「MANILA BULLETIN」によると、カシメロは「モンスター」の代わりに「ゴジラ」と対戦するように「野獣モード」に突入したという。

    マイアミ合宿では、フアン・マヌエル・マルケス(メキシコ)をはじめとする数々のメキシコ人世界王者の肉体改造に携わったメモ・エレディア氏がカシメロのコンディショニングを担当。トレーニングは順調に進んでいる様子で、合宿の2段階目となる3月15日から始まるラスベガス合宿に向けて準備をしているという。

  • 井上尚弥
    井上尚弥
  • 井上尚弥

井上は公開練習中止も「ナーバスにならない時期」

   カシメロは井上戦が決定する前から「俺が真のモンスターだ」などと、たびたび井上を挑発しており、ビッグマウスを炸裂させてきた。左右のフックを武器に世界の頂点に登りつめたカシメロ。その荒々しいボクシングスタイルは脅威となるが、対戦を前にして早くも「ゴジラ」を倒すほどの「野獣モード」に突入したようだ。

    対する井上もまた順調にトレーニングを積んでいるようだ。27日には横浜市内の大橋ジムで公開練習を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、報道陣への公開を中止した。とはいえ26日に行われた俳優の藤原竜也さんとの対談ではリラックスした様子を見せており、現在の心境について「ナーバスにならない時期」と言及した。

    井上VSカシメロの王座統一戦は、世界のボクシング関係者から注目されている。井上、カシメロともに万全の状態でリングに上がるため、決定戦の地ラスベガスに約1カ月前に入り調整を行う。「ゴジラ」をも倒す勢いのカシメロに対して、終始一貫、冷静さを保つ「モンスター」。ゴングの日まであと約2カ月、両王者の動向から目が離せない。

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