「自分の理想」へのこだわり
ラリー遠田氏に続けて、その解散理由について聞いてみると、
「解散までの経緯は、数年前に桶田さんが個人で始めたポッドキャスト(インターネットラジオ)番組の中で詳細に語られていました。そこで長い時間をかけて説明されていた解散理由を一言でまとめるのは難しいのですが、自分のやりたい笑いをどこまでも追求したいと思っていた桶田さんと、所属事務所や相方の村田さんとの間の溝が少しずつ広がっていき、解散に至ったのだと思います」
と、さまざまな要因があったのではとの考えを示した。
また、ネット上には
「おふたりがご健在であれば、今の爆問、くりぃむしちゅーと同じ立ち位置にいたでしょう。残念でなりません...」
「フォークダンスDE成子坂 世代的には、さまぁ?ず、くりぃむしちゅーと同じかな。彼らのように、ブレイクすることはなかったけど」
と、フォークダンスDE成子坂には才能がありつつも、ボキャブラ天国に出演していた他のお笑い芸人のようには売れないまま解散してしまったことを嘆く声は多いがこの点については、
「桶田さんの中では、自分の理想とする笑いのようなものがあり、それに対するこだわりも人一倍強かったのだと思います。テレビという場でそれを実現できる機会を与えられなかった、または勝ち取れなかったということが、のちに売れっ子になる芸人との違いだったのだと思います」
と分析した。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)