西武園ゆうえんちがリアル「オトナ帝国」化!? リニューアルはもしかして、もしかして...

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   西武鉄道グループの遊園地「としまえん」の閉園&リニューアルのニュースが話題となった2020年2月。その約半月前に、やはり、西武鉄道グループの遊園地である「西武園ゆうえんち」のリニューアル計画が発表されていた。

   ところでこの計画に、ネットの一部ででリアル「オトナ帝国」では、という反応が出ているのだが――。

  • 「西武園ゆうえんち」大観覧車(2020年撮影)
    「西武園ゆうえんち」大観覧車(2020年撮影)
  • 「西武園ゆうえんち」大観覧車(2020年撮影)

「西武園ゆうえんち」が、1960年代をイメージしたテーマパークにリニューアル!

   1月23日、西武ホールディングスは「西武園ゆうえんちのリニューアルにおけるコンセプトと戦略について」と題する同遊園地のリニューアル計画を記したプレスリリースを発表。リニューアルオープンの時期は2021年を目指し、総事業費は約100億円を投じる予定とした上で、1960年代をイメージしたテーマパークとすることを明らかにした。

   プレスリリースを見ると、

「"あの頃の日本"は、大人世代にとっては懐かしい空間であるとともに、若い世代にとってはむしろ新鮮で、しかも『みんな幸せそう』『あたたかい』といったポジティブな印象と結びついており、」
「当時を知らないからこそあこがれる"非日常"と感じてもらえる」

   といったリニューアル後のコンセプトについての文字が躍っているほか、「懐かしい食体験、予定調和ではない人情味あふれるライブパフォーマンスにより、思わずその世界に引き込まれたような感覚に包み込みます」と、来場者が体感するリアリティーについて説明している。

   このほか、プレスリリース発表に先立って同日に行われた記者発表会見の様子は複数のメディアが報道。これらの中で、日本経済新聞の電子版では会見中の動画が公開されており、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のリニューアルで知られる森岡毅氏が、「古さというものを逆手に取ることは出来ないか」「若い方には非常に新しく、斬新に見える」と、プロジェクトの肝を会見で明かす様子が閲覧できる。

   これら、西武園ゆうえんちのリニューアルの情報が発表されるや、ネット上にはツイッター上を中心に「これは行きたい!」といった、リニューアルを楽しみにする声が続々。他にも、「USJを復活させた森岡さんがやるんだ」といった声も上がっており、リニューアルへの期待は高まる一方だ。ただ、それに加え、

「西武園がオトナ帝国になるのか。気付けば自分がその匂いに吸い寄せられるような歳になっちゃったな」
「西武園ゆうえんちはリアルオトナ帝国を作ろうとしているらしい...」

   といった、「オトナ帝国」という言葉を用いてリニューアル計画に驚く声も上がっているのだ。

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