1964年から2008年まで活躍した0系との共通点
「500系愛」を語り続けてきた瀧野さんだが、記者から「ご自身を鉄道にたとえるとすれば、どういう車両になるのか」と聞かれて返ってきた答えは、少し考えた様子で「そうですね~。自分は、私は0系ですかね~」。0系と自らの共通点について、このように語った。
「あの、よく『丸い』って言われるので...。0系はすごく丸い、かわいい顔をしているので、なんかそれに似てるかな...?って思います、はい。あとは、STUの最初のセンターをやらせていただいたので、最初を引っ張っていくという意味では、ちょっと似たようなものがあるのかな、と思って0系に...。まぁ、すごく恐縮なんですけど、似てるかな...と思います」
0系は東海道新幹線が開通した1964年にデビュー。100系、300系、500系、700系といった多くの後継車両に交じって08年まで営業運転を続けた。一方の瀧野さんは「暗闇」から「無謀な夢は覚めることがない」まで4作連続でセンターを務めている。
それでも瀧野さんの「500系愛」は相当なものだ。イベントが終わって瀧野さんらがステージから降壇し、報道陣が解散してからも、スタッフと2人で一般の来館者に交じって500系の撮影を楽しんでいた。「ハローキティ新幹線展」の会期は5月24日まで。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)