「同じ過ちだけは絶対にしません」
「自己負担8万円」が間違いだったと分かると「なんて馬鹿な事をしていたんだろう」と我に返った。訂正・謝罪し、経緯を説明した19日の投稿には、「デマだとわかったらちゃんと訂正する。簡単なようでなかなか出来ることではありません」「誰でも間違いやうっかりはあるから気にしないでいいと思うよ。謝罪ツイートしたんだから」といったリプライも寄せられた。一方、女性本人は取材に反省の言葉を繰り返す。
「これは決して褒められる事ではないと思います。私の発信した情報に誤りがありました。間違いでした。ならばまずは謝ります。私にはこういった事が原因だったと説明する義務があります。間違いがあれば正す事は当たり前だと、小さい頃から親に教えられて来ました」
自らが発端となった「騒動」で、情報の見極めについて感じることはあったか。女性はこう明かす。
「私は元々ただ絵を描く、それをアップする。好きな絵や画像をRTする。何が美味しいとか愛犬が可愛いとか、ただ自分が好きなことを呟く。現実の悲しい出来事はスルーする。そういう事をしてきました。フォローも同じような人達だけで固めています。
好きな事だけを見る、しているアカウントですので、現実で起きている事件や様々な情報もたまに見るテレビ以外全くと言っていいほど知りませんでした。今回起きたこのデマの炎上で、私はまさに『井の中の蛙大海を知らず』。蓋を開けてみればなんとやらでした。
元々情報を見極める事をして来ませんでした。だから、身内の出来事を鵜呑みしました。こんな大事になることも分からず、友達に話すかのように発信してしまいました。私にとって『情報を見極める』という事は、これからも難しい課題だと思います。これは無責任と言われても構いません...。ただ、同じ過ちだけは絶対にしません。それは言い切れます」
女性の母親は軽い風邪の症状があったが、大事には至っていないという。