20万枚配布、コロナ対策で間隔は2m... カープ抽選券、今年の行列は「琵琶湖まで」!?

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   広島東洋カープは2020年2月20日、公式戦チケットが購入できるようになる抽選券を23日から20万枚配布すると発表した。

   また新型コロナウイルスやインフルエンザの対策として「2m間隔で並ぶよう」呼び掛けたが、これがちょっとした笑いを誘っている。

  • 配布場所のマツダスタジアム。今年も行列が?
    配布場所のマツダスタジアム。今年も行列が?
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「周りの方との距離を大きく、出来れば2m以上空けてください」

   今回配布される抽選券は、公式戦チケットの3月1日に行われる窓口販売のためのもの。抽選結果は、2月28日に公式サイトで公開される。

   転売対策やより多くの人がチケットを手にすることができるようにと始まった抽選券だが、初導入の2019年2月25日には約5万人が詰めかけあまりの人の多さにスタッフも対応できず、配布を途中打ち切り。1万人近くが受け取れない事態となった。

   そのためカープは今年、行列対策として抽選券の枚数を20万枚用意したと発表した。あらかじめ、枚数に十分な余裕があることをアナウンスすることで、来場者の分散を促し、昨年のような行列の発生を防ごうというものだ。

   一方、現在新型コロナウイルスの流行も問題化している。そこでカープは対策として、スタッフは手袋・マスクを着用すると明かしており、ファンには「咳エチケットの徹底と周りの人との距離を大きく(出来れば2m以上)空けるように」と呼びかけている。

   もちろん、前回のような行列を起こさないということが前提の施策ではあるが、 仮に去年と同じ5万人が集まった場合も100kmとなり、東方向に行列を作った場合、岡山との県境近くまで並ばなくてはいけない。さらに20万人一度に行列を作ったとしたら単純計算で待機列は400kmになり、最後尾は琵琶湖あたりになってしまう。

   もちろんあり得ない話ではあるのだが、ツイッターでは「400km...。甲子園より遠くまで並ぶのか」「最後尾が博多とか熊本らへんになったら、ソフトバンクに助け呼ばないと笑」とツッコミが相次いでいる。

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